マンションからリムテラスへ。「子育て卒業世代」が選んだ、新しい住まいの選択肢
コロナ禍をきっかけに、マンションから戸建への住み替えを考える
マンションで暮らしてきたCさまご夫妻が住み替えを考えはじめたのは、コロナ禍でのオンラインワークがきっかけでした。
「夫婦ともに自宅内でオンラインワークをするようになると、それまでは問題のなかった『音』や『人の気配』が気になるように。それぞれ個室で仕事をしていましたが、一方が集中して作業している時に、もう一方が賑やかにオンラインミーティングという状況もありました。1フロアで暮らしていると、その気配が伝わって落ち着かないし、ドアの開閉の音も気になる…という状況を打開するために、住まいを探しはじめたのです」とCさま。
「以前暮らしていたマンションは、駅から近く、通学や通勤に便利でした。子育て中は1フロアで完結する暮らしが合理的で使いやすかったのですが、子どもたちも独立して、夫婦2人で暮らす「子育て卒業世代」を迎えました。『1フロアのマンションもいいけれど、地に足のついた戸建の生活もいいよね』と話していた矢先に、コロナ禍を迎えたのです」(Cさま)
「新居を探す際には、都心にある職場へのアクセス、立地、周辺環境、建物の雰囲気、購入価格などの条件で探しました。10軒以上の戸建住宅を見て歩きましたが、どれも一長一短。そんな状況のなかで、たまたまネットで見つけたのが現在住んでいるリムテラスでした」と、Cさま。
マンションと戸建住宅のメリットを兼ね備えた「コートハウス」という居住形態は、自分たちのライフスタイルにマッチすると実感
イギリスのコートハウスのようなシックな佇まいのアプローチ
「丘陵地域の駅近マンションで暮らしていたので、駅までのアクセスはこれまでより時間がかかる点や、ハザードマップ上では浸水リスクのある地域に近いことなど、これまでの住まいと比較するとデメリットもありましたが、23区内で、ドアtoドアの職場への通勤時間を短縮できること、自然豊かな地域でありながら、徒歩圏内で映画を楽しんだりショッピングもできる立地の魅力や、夫婦が互いに気兼ねなく仕事や打ち合わせができる3階建のコートハウスという居住形態や、窓からの眺望の素晴らしさなど、デメリットを上回るメリットがあると判断して、最終的にリムテラスの購入を決断しました」
ブリティッシュカントリースタイルのインテリアでまとめた室内
Cさまのお住まいは、ロートアイアンのカーテンレールや照明器具と、アンティークな家具のコーディネートが印象的な、ブリティッシュカントリースタイルとインダストリアルスタイルをほど良く組み合わせたインテリアでまとめられています。
「リムテラスの外壁に使われているアイボリー系の外装材とアイアンのゲートのコーディネートに連動するインテリアを計画しました。夫のワークスペースは3階、私のワークスペースは2階のLDKの一角にレイアウトしたアンティークのライティングビューローのコーナーです。住まいを購入する時に、南西側の住戸と北東側の角住戸で迷いましたが、窓からの眺望を優先して北東側の住戸を選びました」
3方向に窓がある広々としたLDKは、午前中に心地良い日差しが入ります。バルコニーに面した掃き出し窓の他に、コーナー出窓、縦長のスリット窓などさまざまなタイプの窓を楽しめるのも、コートハウスならではの醍醐味。
「LDKは、ソファスペース、ダイニングスペース、そして私のワークスペースの3つのゾーンで計画して、木、アイアン、ブリックなど素材感を活かしたインテリアに。色調は床材や家具のウォールナット色と壁やカーテンのアイボリー、アイアンの黒を基調にしています。ソファーまわりはインダストリアルテイストに、ダイニングとワークスペースはブリティッシュカントリーのイメージで、楽しみながら作りあげました。リビングの壁や階段の手すり位置のエコカラットは、コツコツと自分で貼りました。少しずつ、わが家のカスタマイズを楽しんでいます」と、話してくださいました。
住んでみて「民度の高い街」に暮らす充足を実感
リムテラスで暮らしはじめて4年目を迎えたCさまですが、実際に暮らしてみて、改めて「住まいの立地環境」の重要性を認識されたそうです。
「このエリアは樹木が多くリビングルームにいながらにして自然を楽しめる一方で、放置しておけば落ち葉が路上に舞い散るので、こまめに手入れをしています。リムテラスにはいろいろなタイプがあるようですが、私たちが住んでいるリムテラスはシマトネリコ・ムクゲなどの豊かな植栽も魅力になっているので、水やりと掃除をこまめにしています」
「暮らして実感したエリアの魅力の1つに住民の憩いの場として整備された公園が多いことが挙げられます。近所にたくさんのランニングコースがあり、私も楽しんでいます。近所の公共施設の跡地に、住民参加型の公園を作るプロジェクトが決まり、私もメンバーとして参加することに。街づくりに役立てたら、と考えています」(Cさま)
「暮らしはじめて気がついたのですが、ゴミ捨てなどの公共マナーを守る人が多く、民度の高い街で暮らすことの大切さを実感しています。」
「NEATな暮らし」を大切にして、リタイア後は長野や山梨への移住も視野に。
Cさまのお住まいは、インテリアだけでなく室内のすみずみまで手入れが行き届き、吟味された美しい生活用品が配された、清々しい空間です。
「『NEATな暮らし方』を大切にしています。日本語でのニュアンスが難しいのですが、すみずみまできちんとしたとか、整ったたたずまいを表現する言葉です。リムテラスの環境は、都内でありながらも、緑豊かで野鳥のさえずりが聞こえる土地柄。ランニングをするのですが、あちこちに手入れされた公園が点在しています。この恵まれた環境の中で、自然を身近に感じながら暮らせて、4年前に住み替えを決断してよかったと思います」とCさま。
「私たちにとって、リムテラスは2軒めのマイホーム。以前のマンションは『子育てのための住まい』でしたが、リムテラスは『人生のセカンドステージ・子育てを卒業した夫婦が自分たちらしく暮らせる住まいの選択肢』だと思います」
Cさまご夫妻は、リタイア後の「人生の第3ステージ」を長野や山梨などへの移住あるいは2拠点居住という形で過ごしたいと考えていらっしゃいます。
「リムテラスを選んだ要因の1つに、リセールバリュー(再販価値)がありました。終の住処ではなくて、10年後に住み替えをするためには、立地、環境、建物、価格などでリューのある不動産を手に入れたいと考えていました。ライフステージが変わる節目節目で、住まいや環境を変えて、自分たちらしく、NEATに暮らしていきたいと考えています」