地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。

今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。

 

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健康に良いものも!?体に良い住環境について考えてみた

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「最近、健康に気を使わなくちゃと思わせることが増えてきた・・・」

「できることなら、体によさそうなものに囲まれて暮らしたいものだよ」

「・・・お隣の奥さん、急にアレルギーが発症したらしいのよ」

 

人それぞれに、環境や状況によって気になるものがあるものです。

でも「可能なら、健康に良い環境で」という希望は同じではないでしょうか。優先度や緊急度は年代によって違ってくると思いますが、

体に良いものを選ぶための指標は知っていた方がいいと思います。

もちろん、住環境だけで健康になるわけではありませんが、今回は特に住環境に関して、私が個人的に調べて体験したことを

中心にお話したいと思います。

実は、私自身ずっと健康優良児でしたが、大人になってから喘息と花粉症を発症し、毎年症状が辛くなってきた経験をしました。

それ以降、かなり本気で探すようになりました。もし何かの参考になれば嬉しいです。

 

■ 「体に良い家」のために必要なこと

<家に必要なものはそれぞれ>

 

健康のために効果があるものと言えば、食事や運動、サプリメントなどが思い浮かぶと思いますが、あなたが暮らす住環境も、

実は健康に大きく影響していることは、あまり知られていないかもしれません。

家は、住む人の心身の健康にも大きく影響しています。

雨風などの危険を避けるという意義の他に、「心地よい環境でリラックスする」、「安心をして睡眠をとって体を休める」

といった住む人にとって重要な役割もあります。

一方、より良い住環境の追求として、屋内の気温差によって起こるヒートショックを防ぐための『温度差管理』は、空調だけではなく、

家の構造なども深く関わっています。また、壁に囲まれた屋内では室温だけではなく湿度や換気などの管理も重要になってきます。

このような住環境におけるさまざまな条件を満たしていくのが、「健康に良い家」となっていくのではと考えられます。

 

■ 建築素材で、健康に影響を与えるもの

<最近の建築素材は、進化が凄い!>



前述の住環境のさまざまな条件の中には、家の構造だけではなく、使われている建築素材も含まれます。

使われている素材次第では、健康に良い方向にも良くない方向にも影響してしまう場合もあります。

健康に良い建築素材として挙げられるのは、化学物質を含まない天然素材や、漆喰や珪藻土など調湿性のある建材、

そして床や壁、家具などの用途に使われる抗菌・抗ウイルス加工が施された建材などです。

化学物質を含まない建材としては、無垢材などの他に近年では揮発性有機化合物(VOC)の放出量が少ない

金属加工建材なども注目されています。

調湿性のある建材としては、「多孔質構造(たくさんの細かな穴がある構造)」を持つもので、吸放湿を行い屋内の湿度を

一定に保とうとする性質があるものです。木材もそうですが、昔ながらの漆喰や珪藻土なども有名です。

そして、パンデミック以降の衛生面への意識が世界的に変わったことから、今後も抗菌・抗ウイルス加工に期待が集まっています。

製品の表面にあくまで「細菌の増殖を抑える」加工となりますが、菌を抑えることによって臭いも抑えることができるという

副次的効果が期待されるものも。

この抗菌・抗ウイルス加工には「光触媒(酸化チタン)」や銀イオン、プラチナコーティングなどが挙げられます。

 

一方で、健康に良くない影響を与える例としては、既に禁止が広く知られている「アスベスト(石綿)」は、

耐久性に優れた断熱材として以前は建物の建築に広く使われていました。現在では、健康への影響が問題視され、

使用が厳しく規制されています。

また、ホルムアルデヒドは無色の気体の化学物質ですが、水溶性で殺菌力が強いことから建築資材の一種として合板の

接着剤や塗料に使われていました。しかし「シックハウス症候群」など粘膜や皮膚、呼吸器系に影響を与え、

アレルギー発症や発がん性の危険があると判明してからは厳しく規制されています。

 

体に良い建材と悪い建材を知っておくだけでも、家の建築やリフォームの際、そして家具選びなどにも役立つと思います。



■ 私のケースでは・・・

<体調不良って、結構堪えます。。。>

 

私は、花粉症(スギ花粉)と喘息を大人になってから発症しました。

特に、喘息の発作は発症して以降、発作の辛さが増して、なんとか改善したいと思っていました。

たまたま書き続けていた日記を見返した時、症状がひどくなった時期と、壁の状態が悪化していた時期に、ある共通点に気づきました。

これは、「咳の発作が今年もひどい」という時期と、「壁を塗る」というタイミングが重なっていたことが判明したのです。

我が家の寝室の壁は外階段と接しており、雨が長期間吹き込むと寝室の壁にも湿度が溜まりやすくなるようです。

壁がレンガ造りであり、その上にペンキを重ねて塗っているので、カビが発生するのが壁の色で分かります。(スペインの社宅はこんな感じです。涙)

最初はカビとの関連性が分からず「なんか色が変」と思って普通にペンキを塗っていたのですが、これはカビ?と気づいてから、

除湿機をこまめにかけ防カビタイプのペンキに替えたところ、私の場合は喘息の発作が軽くなりました!

 

人によっては、同じ環境でも発症したりしなかったり、症状の出方が違ったりする個人差があります。

そして、上記のように日常のちょっとした違和感や走り書きが役立つこともありますので、感じたことを記しておくことは大事だと実感しました。

(ちなみに私の日記は、スケジュール帳に3行程度の簡易的なものです。)

 

■ 家族の呼吸器系の問題も「湿度」だった

そして今度は、家族に呼吸器系の問題が発生しました。最初はハウスダストなどのアレルギーを疑い、植木を捨てたり

掃除や換気などに特に気をつけていたのですが、対策をしているうちに「湿度では?」ということに思い当たりました。

全室に湿度計を置き、調子を観察していたのですが、家族の場合は湿度が70%を超えると調子の悪さが見られることに気づきました。

ということで、換気や除湿機を頻繁にかけ、除湿対策の補助になればと木炭も各所に置いてみました。

そのおかげか、これまでのような大きな発作が減り、小康状態を保つことができたようです。

ちなみに呼吸器系の問題があったのは愛猫でした。話せないので、とにかく観察が大変でした。(苦笑)

状況を説明した後は獣医さんから「発作が起こったら、クーラーは18度設定の除湿で」と指示を受け、

たとえ私たちの喉が荒れて病院通いをしても、愛猫のために除湿に徹しました。

 

■ 健康のためにできること

不調の原因などその人個人のいろいろなケースがある一方、選ぶ建築素材やちょっとした工夫ややり方などを知ることで、

自分なりに調整することもできる可能性があります。私の場合は実際に建築関連に興味があったことと、

いろいろ自分なりに調べてきたおかげで少しだけ知識があり、偶然ですが症状の原因や軽減方法などを見つけることができました。

ただ、自分だけの判断を信じるのではなく、不調があった場合には必ず医師にかかってください。

私の喘息の発作が軽減した際に家庭医からは「(今回はうまくいったけれど)甘く見てはだめだよ」と念を押され、

今もきちんと経過も報告しています。

 

今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、ブログとメルマガで、

引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、

ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。

 

それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。