地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。
今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。
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海外ドラマでも感じる意外感!?欧米でのガレージ事情
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「ガレージなんて、車を停めるための場所でしょ?」
「物置と兼用の、なんだか乱雑になりがちな場所よね・・・」
車庫(ガレージ)と聞いて、どういう印象をお持ちでしょうか?
日本では土地事情やスペースの関係もあるため、車を入れるために特化したシンプルでコンパクトな形が多いかもしれません。
アメリカや欧州では、一軒家や低層住宅にあるガレージは「ちょっとしたステイタス」だったりする場合もあります。
海外のテレビドラマなどでも垣間見られる「海外のガレージ」は、お父さんの趣味の部屋になっていたり、車を停めるだけではない用途になっていたり…と、実は様々です。
普段はあまり興味を持たれないかもしれないガレージ事情ですが、今回はガレージの利用法を、私が見かけたものやエンタメも絡めた例を挙げてみたいと思います。
■ アメリカの「ガレージの利用法」

<車やバイク、DIY好きの男性の夢が詰まったのが、アメリカンガレージ!>
アメリカの郊外住宅地などでは、低層の一軒家に付随したガレージが付いているのはよく見かけます。
車が2台ぐらい置ける広々としたスペースだったり、倉庫?と思うほど広々としたスペースが物置になっていたり、さらには
ガレージの一角がちょっとした作業スペースになっていたり…と、いろんな使い方がされているのを見たことがあります。
私が伺った知人のお宅では、車を1台停めて余ったスペースに、ソファーや冷蔵庫、さらにはビリヤード台も置かれていて、
さながら「お父さんの遊び場」といった雰囲気のしつらえになっていました。(笑)
また別のお宅では、車を外に停めてガレージの中は日曜大工(DIY)の作業場になっていたことも。
実は、こうした使い方がされているのをよく見かけました。
例えば、大人気シリーズ『Breaking Bad』の中に出てきたキャラクター「ハンク」のガレージは、DIYの作業場らしく
工具が置かれていたり物置のような部分もありますが、そのガレージの一角にはなんと「自家製ビールを作っている
プライベートブルワー」という趣味のスペースがありました!

<『ブレイキングバッド』ではたくさんのガレージが出てきますよ!>
また、オバマ大統領もファンだったという『Homeland』というドラマの中でも、「お父さんがDIYにこもるスペース」
(実はその中で、ひそかに・・・!?)といった使い方をされているのを見かけました。

<実はこのシーンで、私は悲鳴を上げました。。。>
■ 欧州のガレージ事情
都市部でのガレージ事情は、どこでも少ないスペースを活用しなければならないため似通ったスタイルになりがちです。
それはアメリカも欧州もそれほど変わらず、欧州の、郊外にある住宅ではアメリカ同様に車庫利用としてのガレージのある
住宅も多いです。
ただ、私がとあるフランスの小さな村で見かけたあるお宅は、「1階がちょっと変わった車庫、2階から住居」といった
造りのガレージでした。
少し不思議で特殊な造りだな?と思って地元の方に聞いたところ、「昔、ヤギや豚・鶏などを1階に集めた家畜スペース
だったのを、車庫にリフォームした」とのこと。ただ、駐車スペースがすごく狭いのでバイク限定になってしまう(苦笑)
と言っていました。
1階部分を家畜スペースにしたこの特殊な造りは、特に山間の村では底冷えするため、冬場に家畜の熱が住宅部分を
暖かくするという利点と、泥棒から家畜を守りやすいという側面があったそうです。

<家畜が暖房に!?今考えるとすごくエコ?>
■ スペインで見かけたガレージの利用例

<スペインの人は歌ったり踊ったりがほんとに好き。特に年配の人は頼まなくても…>
スペインでのガレージの使い方は、車庫や物置き場(trastero)として使うのはもちろんですが、夏の週末にガレージの
スペースでパーティーをするために使われているのも、実はよく見かけます。
スペインの集合住宅(Piso、日本で言うところのアパートやマンション)の駐車場は、最近は地下が多いのですが、
建物の近くに別のガレージスペースを作っている場合も多いのです。
ガレージの向きによって、夏場の日陰としてひんやりして最適だったりするためのようです。食べたり飲んだりしながら
興が乗ると、皆さん踊ったり歌ったりでかなり騒がしくなり、地元の警察が注意に来たりすることも。
(この辺が大変スペインらしいです。苦笑)
■ いろんな国のガレージの利用法から
いくつかの国のガレージ事情をお話ししてみましたが、いかがでしたでしょうか?
近年はカーシェアなど利用しやすいサービスが出てきたため、都内では自家用車を持つこと自体が減少傾向に
あるとも聞きます。そうしたことから、車を置かなくなったガレージやパーキングスペースが、フードトラックへの
時間貸しやミニ店舗、さらには住宅スペースにリフォームされているという例も聞こえてきます。
海外と日本、大都市と地方、都心と郊外とでは、様々な背景や事情によってガレージの使い方にも違いが出てきます。
私は仕事柄、ちょっと変わった建築やスペース使いなどがあると気になってしまう性分になってしまいました。(苦笑)
そのため、映画やドラマを見ていても「あ!この家、面白い!」というところに注目してしまったりします。
今回ご紹介した「ブレイキング・バッド」と「ホームランド」の中に出てくるガレージは、私の中で象徴的で
かなりわくわくしたので、ご紹介してみました。
今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、
ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、
ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。
それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
