日本のと違う!?世界のバスルームをのぞき見してみよう!

 

地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。

今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。

 

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日本のと違う!?世界のバスルームをのぞき見!

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以前、海外旅行に行った友人が「トイレどこですか?(Where is toilet?)」と言っても分かってもらえず、Bathroom(バスルーム)?と言われて案内された…というエピソードを聞いたことがありました。

西欧では、洗面台とトイレ(ビデもある場合も)、シャワーやバスタブがひとセットになっているのがBathroomです。レストランなどパブリックなトイレだけの施設だとしても、Bathroomと表現されているのが一般的です。

以前日本に遊びに来てくれたイギリス人の友人が、日本のトイレと浴室が分かれているのを見て、「こっちのほうが便利そう!」と感心していたのを思い出します。

Bathroomの大きさは、郊外の大邸宅ならまるで一部屋のようなバスルームから、とにかく詰め込んだ凝縮した狭いスペースのバスルームなど、様々です。日本の場合、壁・天井・浴槽・床が一体型となったユニットバスが主流なので、それから見ると海外のバスルームは自由度がある気がします。

今回は、私が見つけた範囲になりますが、いろんな国のバスルームについてお話したいと思います!



■ 透明すぎて落ち着かない…ストックホルムのホテルのバスルーム

 

<私が数年前に泊ったホテルの写真です>

 

ストックホルムの都心の、ちょっと小さめのホテルに泊まりました。モダンなお部屋のデザインで、バスルーム部分が部屋の一角にあったのですが、お洒落なすりガラスに囲まれたバスルームだったのですが、トイレもシャワーもうっすらと見えるのです。なんだか落ち着かない…と思いながら。

スエーデンはジェンダーレス意識が進んでいるせいか、様々な施設のトイレは男女共用が多かったです。ちなみにサウナも男女共用で、皆さんサウナ帽をかぶっていても他は全裸で、熱風を浴びていらっしゃいました。(私はもちろんバスタオル着用)

 

■ 底冷えするから…絨毯敷きのイギリスのバスルーム

 

<イギリスのバスルーム専用絨毯サンプルページから>

 

イギリスの北部では一年を通して気温が低く、冬は底冷えします。そのため、一般家庭ではバスルームも絨毯敷きが多いです。絨毯の材質としては、毛足が短く目の詰まったもので、ふかふかなものでした。

また、廊下や階段も同じ絨毯敷きでした。確かに朝晩の冷えや霧が深い秋口などもすごく寒かったので、バスルームの絨毯敷きはちょっとありがたかったです。

 

■ タイルにうっとり見惚れてしまう…ポルトガルのバスルーム

 

<ホテルや個人宅のバスルームもこういうタイプが多かったです>

 

ポルトガルは昔からタイルが有名です。首都リスボンの駅や町の建物の外観から内装まで、美しいタイルで覆われている物が多く、それぞれの美しさにうっとりします。さてそんなタイルは、今も至るところに使われており、ポルトガルのバスルームの多くはそうしたタイルで飾られてるものが多いです。ポルトガルやスペインのショールームではこの土地ならではのいろんなタイルが勢ぞろいしているので、見ているだけでワクワクします。



■ もう、私はここに住める!アメリカのとあるバスルーム

 

<写真はイメージです>

 

アメリカ・シカゴに住む友人宅を訪ねた際に、「近所の家でパーティーがあるから行こう!」と誘われて、知らない友人のまた友人のお宅にお邪魔したことがありました。そのお宅はシカゴ郊外にあるものすごく大きな、まさに大邸宅。そしてそのバスルームは当時私が東京で住んでいた部屋(もちろんバスルーム含む)全部よりも広々とし、バスルームの中にソファーがあったりと、一見リビングルームかと思わせるような。その広さに、「ここに住める」と思ったのを思い出しました。

 

■ 世界にはまだまだいろんなバスルームがある!

 

用途はどこでも同じではありますが、その国の文化や習慣などで、様々なバスルームがありました。今回は私が実際に見て印象に残っていた四つをご紹介してみました。他の国の例もまだありますし今回は敢えてスペインの例を挙げておりませんが、また後日お話しできればと思います。

 

今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。

 

それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。