【建築パース付き】タイの建築中平屋物件を大公開!
地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。
今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。
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【建築パース付き】タイの建築中平屋物件を大公開!
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今回は、友人がタイで家を建てることになりました。話を聞いているうちに、いろんな面が日本のケースと違ったり、「そんなことがあるの?!」と興味深いこともありました。ということで、許可をいただいてこちらで紹介させていただけることになりました。
■ 一応の事情説明!タイの国際的な背景
同じアジア圏で、東京から空路で6~7時間、福岡からは5時間で行ける国、タイ。格安航空券でなんと2万円切るぐらいで行けてしまう時期もあるんだそうです。
タイは東南アジア圏内でも経済重要拠点の一つでもあり、近年の急激な経済成長に伴ってタイ国内での中~高所得層が増えたことによって、住宅やマンション・コンドミニアムの建築ラッシュもあり不動産市場もかなり動きが出ています。
また、一年を通じて真夏を感じる気候とビーチ、仏教を背景とするスピリチュアル系や「微笑みの国」と言われるその国民性と安い物価などの面から、世界中の人が惹き付けられている様です。欧米はもちろん、近年では中国旅行客のオーバーツーリズムや、ウクラニア侵攻で世界各国で制裁を受けているロシアが中立のタイに集まっているなどの問題がニュースになっています。
タイの成長と将来性を見込んだ事業やタイの中~高所得者層向けのサービスやレストランなどの外国人からの投資が多く集まっており、日本のディベロッパー物件も多くなっているそうです。
■ 世界中からタイに集まる理由は
今、世界中から人が集まって来たのと同時に、経済的な集中も興っている、タイ。投機的な意味合いもあり、企業や富裕層からの投資はもちろん、タイを訪れて気に入った外国人が「タイに店を持つ」「タイに家が欲しい」という願望を持つ人も多いようです。
が、実はタイでは外国人が自分名義のタイの土地を持つことができません。ただ、「コンドミニアム法」による特例でコンドミニアムは一棟に対して一定数の外国人が所有することができるそうですが、基本的には外国人がタイで家など不動産を所有するためには、タイ人と共に事業を起こして、その企業名義の不動産を”所有する”か、タイ人の名義で購入することになります。ただ、タイ人の名義貸しは法的に禁止されているので、タイ人の配偶者名義となっているものを”所有する”というケースが可能です。
…そう、タイに住み続けたい外国人は投資や起業などによって、タイに課金し続けなければならないのです!
ただ、タイ人との配偶者名義の”所有”に関しては、離婚や別離などの心変わりが起こった場合は最悪の泥沼になるケースもあります。。。
■ それでは、今回の物件のお話しです!
タイ・バンコクにほど近いPATTAYA(パタヤ)に、平屋のお家を建てることにした友人から図面の写真の許可をいただいたので、一部ですがお見せしたいと思います。
<リビングの窓からは、ココナツツリーが見れるらしいです!>
こちらは3ベッドルームの、平屋の一軒家の図面です。広々としたリビングダイニングと。大きな窓が特徴になっているようです。キッチン部分はアイランドキッチンとなっていて、収納も充実しているみたいです。
<図面は英語で書かれていますが、詳細はタイ語です>
最近欧州でも流行のデザイン、アイランド部分に大理石と木目のコンビネーションなども取り入れられていました。
こうした建築デザインの流行や、タイならではの独自のデザインにも興味を惹かれます。
<こちらがキッチン部分のパースですね!>
家具なども、こうしてパースで見ると色々イメージがしやすいですよね。この友人はセンスがいいので、このパースの様なインテリアをベースに、色やテイストを友人流にするんだろうな~とちょっと想像しています。(実は以前お邪魔した部屋も、大変素敵でした。)
<こちらはマスターベッドルームのよう。広々してて素敵!>
家全体の窓が大きめで、広々とした借景を楽しめるみたいです。マスターベッドルーム以外にも2ベッドルームあるので、バンコクやチェンマイにいる家族や友人を招くのが今から楽しみにしているみたいです。
<リビング。猫の絵が入っているのは、友人の猫好きを知ったうえでの遊び心みたいです>
こちらは現在建築中で2か月後ぐらいに完成予定とのこと。こちらの写真を見せてもらいながら、思わず私もうっとりしてしまいました。タイのパタヤは今注目の新興住宅地です。海沿いビーチ近くのリゾート地としても有名で、現在地価も物件も値段が上がってきているそうです。友人としては、将来売ることになっても良いかも!と言っていました。
友人はバンコクで仕事をしているのですが、コロナ以降のリモート勤務が増えたため、今回思い切ってパタヤに決めたようです。
この素敵な家について、折角なので今後の様子も教えてもらえるように了解をもらいましたので、今後もこの物件の進捗もこちらでご一緒にのぞき見していきましょう!
今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。
それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。