地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。
今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。
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だまされてはいけない!知識と度胸で建築詐欺を防ごう!
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「このままでは、屋根が落ちると言われて…」
「無料診断をしてもらったら、このままだと危険だと言われました。」
「国の耐震基準に合っていないから、大至急工事をしなければいけないと言われたんですけど…」
いろんな詐欺事件のニュースを見るとやるせない気持ちになりますが、特に建築に関わる詐欺事件のケースには、
同じく建築に関わっている身として本当に強い憤りを感じます。
特に、実際とは異なった問題点や、別の物件の故障箇所の写真などを見せて不安をあおるような話法で強引に契約したり、
実際に行っていない架空工事の発注、さらに高額の請求などを行う悪徳業者の話を聞いた際には、本当に怒りを禁じえません。
今回は、こうした詐欺事件に遭わないためのサンプルとして知っておきたい事例や注意点と対策を共有させていただきたいと
思います。また、遠方に住む高齢の親御さんへの心配を減らせるヒントなども参考までに挙げてみました。
まずは、こんなケースがあったと知っておくだけでも、詐欺事件の被害予防になると思いますので、
ぜひ最後まで目を通していただければと思います。
■ 依頼もしていないのに突然、訪問してくる業者には要注意!

「外から屋根を見てきたのですが、ちょっと劣化が進んでいませんか?」
「この近所を回っているのですが、よければ無料診断をしましょうか?」
今の時代、こちらから頼んでもいないのに突然訪問してくる業者には、まず注意をしておいた方がよいでしょう。
もしかしたら、中には善意の業者もいるかもしれませんが、絶対にその場で何かしてもらうことは避けた方がよいでしょう。
「無料で点検します」と言ってその場で床下に潜り、その場で故意に壊して問題を発生させていたという事例もあったそうです!
まずは、インターホン越しに断る、点検を申し出られても絶対に敷地内には入れずに断る、
などの毅然とした態度での対応が必要です。
■ 「無料」という言葉に要注意!
「今から、あなたのおたくを無料診断します。」
「今なら国の補助金があるので、あなたの家をリフォームする場合は無料になると思います。」
「このケースなら火災保険が適用されますので、リフォーム費用は実質無料になります。」
人はどうしても「無料」という言葉にひかれるものです。でも、悪徳業者はこうした言葉を使って、契約後に
高額請求してくる場合もあるのです。また、実際の補助金や保険適用などの手続きを「代行します」と言って、
不当に高額な手続き代行費用を請求してくる場合もあるそうです。
実際に国や自治体からのリフォーム補助制度は存在しますが、あいまいに「ほぼ無料になります」
という形で契約を早々に結ぼうとしてくる場合には、注意が必要です。
当日の契約は絶対避けてください。「一度、家族とも相談して検討してからご連絡します」といった形で、
一度冷静になる時間を持ちましょう。
■ 大幅な割引にも要注意!

「今日、この場で契約いただければ施工費が6割お安くできます!」
「今回ちょうど今日キャンペーンが適用されるので、今なら30万円もお得です。」
「このオファーは今日限りなので、今日は契約だけでも大丈夫です。後日に取り消しも可能ですから!
私もそうなのですが、「大幅割引」という言葉は大変魅力的ですよね
特に、家のリフォームや工事費用などは高額を覚悟しているものですから、そこから大幅値引きがあるととても
魅力的に感じてしまいます。
しかし、こうした割引の話の後には、契約が必須となります。即日契約するとメリットがあると言われても、
大切な我が家のことなので、ぐっと踏みとどまってください。
また、「今日は契約だけでも大丈夫」「契約は後で取り消せる」といったようなことを言われても、
一度契約をしてしまえば悪徳業者は契約を前提に強要してくる場合もあります。絶対に即日契約は避けてください。
■ 離れて暮らす、高齢の親が心配な場合の対処参考例

「母が話し好きで、訪問してきた業者をみんな家に上げてしまうので心配。」
「知らないうちに、父がリフォームの契約をしてしまったみたい…」
「訪問してくるリフォーム業者の男性に、契約できないと言ったら恫喝されたみたいで…」
最近の悪徳業者は本当に多種多様にさまざまな手段を講じているため、以前のような対応では
守り切れないのも当然とも言えます。自分だけではなく親のことも、どう対策を講じればいいのかと子世代の悩みは尽きません。
そんな中でも、「普段から、親と相談しやすい体制を作っておく」というのが最大の防御になっているようです。
高齢になった親世代とは、時には少しぶつかったりペースが合わなかったりしますが、とにかく相談しやすい関係性が
あるかどうかが、こうした詐欺などの被害に対抗できる策になっているようです。
・ 親が相談しやすい関係性を作っておく。
・ もし訪問業者に対応した時は、必ず名刺をもらう。(データベースで不審点をチェック)
・ 可能な限り「業者が来ても対応しない」「契約を迫られても断る」を徹底してもらう。
・ 困ったことが起こった時の対応策を想定しておく。
(万が一契約してしまった場合のクーリングオフ対応や、消費者相談センター・警察への通報など)
・ 時々実家を見回り、ポストや表札周りに知らないシールや変な記号が書かれていないかを確認する。
訪問業者に疑問や不審点を感じたら、特定商取引法ガイド(消費者庁)や ネガティブ情報検索サイト(国土交通省)の
データベースで、過去の行政処分などを調べることが可能です。
親世代も子世代も、こうした被害から身を守る方法を普段から考えておくことが一番の予防となります。
建築詐欺…と聞くだけで、怖いと感じるかもしれません。
特に、人として優しい人ほど狙われてしまうのが本当に許せません。
また最近では、威圧的な人が来る場合だけではなく、優しそうな人が勧めてくる例もあるそうですので、
「詐欺の顔はさまざま」であることも覚えておいてください。
ちなみに我が家では、80代の母が「(子どもである私たち兄弟と)似た世代の人が来ると、この子も頑張っているんだな~と、
ついつい話を聞いてしまいたくなる」と言っていました。
優しさに付け込んで悪いことをしようとする人もいるという、少し悲しくなるご時世ですが、もしリフォーム関連で
不安に思われたら、弊社にご相談くださってもかまいません。
(弊社は、ご紹介をいただいた場合を除き、訪問販売は一切行っておりません。)
今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、
ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。
こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。
それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
