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室内でペットを飼うことが増えた現在、
お家の環境が原因で病気やケガになってしまうペットたちも増えてきています。
その代表的な例であるのが、床材。掃除もしやすく見た目も素敵なフローリングですが、
ワンちゃんや猫ちゃんにとっては快適とは言えない部分も…
そこで今回はフローリングで起こりうるペットの病気やケガについて、そして病気のリスクを下げるためにできるリフォームについても合わせてご紹介していきます。

<目次>
1)ペットの足腰への健康に関わる床材
2)足腰への負担が原因で起こる病気やケガ
①椎間板ヘルニア
②膝蓋骨脱臼
③骨折
3)病気やケガを防ぐ方法
①カーペットやジョイントマット
②クッションフロア
③フロアコーティング
4)飼い主様にも嬉しい床材リフォーム


1)ペットの足腰への健康に関わる床材
まず最初に、一般的にヘルニアや脱臼の原因とされている床材についてお話ししていきます。
お部屋の床材として広く使われているフローリングですが、ペットたちにとっては、動きづらい床材となっています。
その最も大きな原因として挙げられるのがフローリングの滑りやすさ。
私たち人間にとって掃除がしやすい分、ペットたちにとっては踏ん張ることができず歩く時に力を入れなくてはいけなくなってしまいます。
特にお家の中で走り回るのが大好きなワンちゃんにとっては、歩くときだけでなく走っていて止まるときも滑ってしまったり、転んでしまったりと足腰への負担がどうしても大きくなってしまいます。

2)足腰への負担が原因で起こる病気やケガ
さて、フローリングの床で生活する上で足腰への負担がかかってしまうペットたち。足腰への負担がかかることで、実際にはどのような病気やケガのリスクがあるのでしょうか。
こちらのパートでは具体的な病気とその病気になりやすい犬種を紹介していきます。
①椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、ダックスフンドをはじめとして、コーギー、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ペキニーズ、シー・ズー、ビーグル、トイ・プードルなどが発症しやすい病気です。

背骨の間でクッションの役割をしてくれる椎間板。長期的に足腰への負担があったり、何か大きな衝撃がなどのきっかけがあると、その椎間板が飛び出してしまい、神経が圧迫されることで椎間板ヘルニアという病気を発症します。
悪化すると神経が更に圧迫され足が麻痺し、立つこともできなくなってしまう恐れもあり、
また、最悪の場合命を落とす危険性もある怖い病気です。

②膝蓋骨脱臼
トイプードル、チワワ、ヨークシャーテリアなどの小型犬に多くみられるケガで、膝のお皿が衝撃などで本来の位置からずれて外れてしまうことを言います。
軽症の場合目立つ症状がないため飼い主も気づきにくい厄介なものです。長期化すると痛みがでたり、骨が変形してしまい、外科的手術が必要になってしまうため、特に注意が必要です。
③骨折
小型犬やイタリアングレイハウンドなどの骨が細い犬種は、ソファーから降りるのに失敗したり、走っていて転ぶなどのちょっとしたきっかけでも骨折してしまうおそれがあります。
滑ってしまうだけでなく、硬い床材などが原因で簡単に骨折してしまうため、行動範囲の制限や配慮が必要となります。

3)病気やけがを防ぐ方法
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さて、ここまでフローリングがペットに与える足腰の負担についてお話ししてきました。では、実際にどうすればいいのと困っている飼い主さまのために、
こちらのパートでは怪我や病気を防ぐ方法について詳しくご説明いたします。
ご自宅で簡単にできる方法から2種類の主な床材リフォームやその価格目安などについてもお話しするのでぜひ参考にしてみてください!
①    カーペットやジョイントマット
一番お手軽に導入できるのが、カーペットやジョイントマットになります・普段ペットが生活するエリアに置くだけで簡単に床を滑りにくいものにすることができます。
価格としても、安いものだと1平米あたり2000円などから揃えることができます。
ご自宅で簡単にできる軽減方法ではありますが、その分ペットが汚してしまった場合などは洗濯したり、お手入れに時間がかかってしまうため、汚れた場合を想定すると少し大変な面もあります。

②    クッションフロア
クッションフロアとはクッション性のある床材のことを指し、表面はビニール状になっており、水に強いため、おしっこなどのお掃除も楽ちんで衛生面も心配ありません。
また施工が簡単なため、リフォームのコストも抑えられることが特徴です。
施工としては、フローリングの上からクッションフロアを接着するかたちになります。DIYなどが禁止されている賃貸でも、接着する部分にマスキングテープを貼ったりすることで気軽にクッションフロアを導入することができます。
また、模様についても木調のものから、大理石風のものなど様々な種類があるため、ご自宅の雰囲気に合ったものを選ぶことができます。
現在ではペットリフォーム向けに消臭機能が追加された新しいクッションフロアなどもあります。価格目安としては1平米あたり4000円となっています。

③フロアコーティング
フロアコーティングとは、ワックスのようにフローリングに滑り止めのコーティングをするリフォームのことです。床が滑りにくくなることにより、ペットの足腰への負担を軽減させることができます。
施工としては、現在の床にそのまま加工をすることになるので今のお部屋の雰囲気を保てることが特徴でもあります。また、ペットが床を舐めてしまった場合でも害のないものになっているので安心してお使いいただけます。
また、仕上がりとしてはワックスなどと同じ様に少しツヤが足された様な仕上がりになるものから、マットなものなど様々なタイプがございます。
ペットリフォーム用のフロアコーティングの価格目安は1平米あたり8000円となっており、一度コーティングするとその効果は20年ほど持続すると言われています。

4)飼い主様にも嬉しい床材リフォーム
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今回の記事ではペットを飼うにあたって床材が大切な理由とペットリフォームについてご紹介してきました。
これからペットをお迎えしようとしている方も、今現在飼われている飼い主様でもこれからペットたちと長い時間を一緒に過ごしていく中でより健康に配慮した環境づくりとして参考にしてみてください!
また、ペットの体への配慮だけでなく床材をリフォームすることで防臭効果や拭きお掃除の手間などを省くことができ、飼い主様にとってもより暮らしやすい環境になることは間違いなしです!
そして、床材の重要性と共に覚えておきたいのが、ペット保険!ワンちゃんや猫ちゃんの病気やけがの治療は、10割負担で高額になることもあります。
持病のあるワンちゃん猫ちゃんや、いろいろなところに出かけるワンちゃんは、ペット保険に加入していると全額または7割戻ってくるので安心ですね。
ペットリフォームをお考えの方はぜひお気軽にガイアフィールドまでご相談ください!

 

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