突然ですが皆様は、飼っているペットの写真を撮った事はあるでしょうか。

日頃から撮っている方なら共感頂けるかもしれませんが、ペット撮影には天気や光の指し方といった通常の撮影で気にしなければいけない要素に加えて、ペットの予期せぬ動きなどに気を配る必要がある為背景や人物に比べ非常に難しいのです。
かくいう筆者も愛犬の格好良い瞬間、可愛い瞬間を何とかカメラに納めようと日々奮闘しています。

 そこで今回の記事では皆様が少しでも快適に良い写真を撮る事が出来るように、室内室外におけるペットの撮影方法と気を付ける事、またそれを更に綺麗に撮れるようにする為の撮影環境を実現する為のリフォームの案内などをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

~撮影時に気を付けるべき事3選

 pixta_42504070_M1,「背景」に気を付ける

ペットを撮影する場合に気を付ける要素の1つ目は、背景です。折角良い被写体が用意されていてもその背景が上手く噛み合わない、もしくは余計な物が映り込んでしまった場合、全体としての仕上がりはどうしても悪くなってしまいます。

特にペットの写真においてはそれが顕著で、例えば毛色が濃い子の場合だと背景が黒っぽい場所で撮ると画像がブレたり本来の毛色よりも明るい色になってしまったりと思うような写真になりません。これはカメラ側が「暗い」と「黒い」を上手く認識しにくいという事が原因です。更にペットは動きが予測出来ないので、室内ならまだしも室外で撮影する場合は予想外の動きで背景に余計な物が映ってしまう場合もあります。

勿論最近の編集技術では後からその部分だけを取り除く事も可能ではありますが、その手間や違和感の原因になってしまう事などを考えればしっかりと環境を整え背景に気を付けて撮影する事が重要なのです。



2.「安全」と「場所」に気を付ける

ペットを撮影する場合に気を付ける要素の2つ目は、安全と場所です。自分のペットが楽しく遊んでいる姿を撮影したいと思った時に何も対策をしていないと、高い段差から落ちてしまったり突然敷地の外に出て通行人と接触してしまったりなど、思わぬ理由で怪我をしてしまう可能性が常にあります。
またペットの安全の事だけでなく撮影時には周りの方の迷惑にも配慮する必要があり、他の飼い主さんが映り込んだり通行人の方に飛び掛かってしまったりなどで思わぬトラブルに発展してしまわないように、撮影に夢中になり過ぎず常に周囲へ気を配る事が重要です。

 

3,「光」に気を付ける

pixta_83731120_Mペットを撮影する場合に気を付ける要素の3つ目は、光の位置です。光はその方向や見え方によって写真の仕上がりを大きく左右します。
例えば方向の話であれば、「順光」と「逆光」がとても重要で、順光の状態で撮る写真は被写体と背景の明るさのバランスが良く、逆光の状態で撮る写真は背景だけ明るく被写体は暗くぼやけてしまうという、写真の仕上がりに対して明確な差が生まれます。
また光が上手く届かないような場所、時間帯で撮影する場合は、その為の準備を予めしっかりとしておかなければ画像全体が見えにくく被写体の輪郭などが粗い潰れた写真になってしまう事が殆どで、ペットのように動く対象を撮影する場合は更にぼやけが酷くなってしまうのです。

 

 

 

 

 

~環境を整える為には~

 pixta_46004437_M1、明るい時間に撮影する / 『ナイトモード』を利用する

まず屋外で撮影を行う場合については日中、つまり太陽が出ていて明るい時間帯に行う事が最も簡単な解決方法です。暗くなってからの撮影は上記でも書いてあるように被写体がブレて粗くなりやすいからです。

ですがもしそれが難しい場合、もしくはどうしても暗い室内で撮影したい場合は、スマホやカメラに搭載されている『ナイトモード』を利用しましょう。このナイトモードは名前の通り暗所での撮影に特化したモードで、普段とは違った方法でカメラが被写体を捉えてくれる為にブレやぼやけをかなり少なくし、明るい場所とほぼ変わらず綺麗に撮影する事が出来ます。

 

 

 

2、簡易リフォームをする

室内・室外どちらで撮影する場合に関わらず、ペットが安心・リラックスしてのびのびと過ごす事が出来る環境に整えてあげるのも、より綺麗で可愛い写真を撮影する為にはとても重要な要素です。

ここで幾つか筆者が実際に見てみて「良い」と感じた屋外ペットリフォームをご紹介します。

 

・人工芝

pixta_92686517_M
 

床に高い遮熱効果とクッション性のある人工芝を敷いてあげる事で、大切なペットが遊んでいる時に足腰に負担が掛かってしまったり火傷をしてしまったりという怪我のリスクを減らす事が出来ます。更に天然の草木とは異なるので、天敵である「虫食い」や「枯れ」などの景観的なリスクもそれに対するメンテナンスも圧倒的に減る為、撮影シチュエーションにとってかなり重要な「美しい景観」を一年中保持出来るというメリットもあります。

 



・目隠し、柵

pixta_75756384_Mこれがあると撮影中に近隣を通り掛かった人を見た時に起こってしまう「無駄吠え」や「威嚇」を防ぐ事が可能です。動物は一度こういった警戒態勢に入ってしまうとその後に再びリラックスした状態に戻るまで時間が掛かる為、事前に対策をしておく事は重要な要素です。また高くて抜け出しにくいペット用の柵があれば脱走して車と接触してしまったり、他の人に迷惑を掛けてしまうという危険も圧倒的に減らす事が出来るので、撮影環境には必ず柵を用意しておく事をおススメします。

 

 

 

・キャットウォーク

pixta_80904461_M運動不足やストレス解消の為に室内もしくは屋外にペットが自由に遊べる空間を作ってあげる事も良い写真を撮る為には非常におススメです。沢山動いて満足した表情を撮るもよし、今まさに遊んでいる瞬間の躍動感ある写真を撮るもよしと、その時に撮影したい様々なシーンにおいてこういった空間は活躍してくれるのです。逆によりリラックスした写真をメインで撮影したい場合は「ウッドデッキ」や「サンルーム」などの落ち着ける空間を増設するのもおススメです。

 





~まとめ~

撮影時に気を付ける事やそれの解決方法をここまで纏めて来ましたが、個人で簡単に出来る事から業者に頼まなければ少し難しい事まで、様々な内容があったと思います。ただ勿論これを全てやらないといけないという訳では無く、その場や撮りたい写真のシチュエーションなど状況に合わせて柔軟に対応する事も肝要です。

もしこの記事を読んで、より良い写真の為にとペットリフォームに興味を持って頂いた方は更に詳しい事が載っている

こちら の記事も是非ご覧下さい。

 

 

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