古い家は健康リスクが高い!どのようなリスクが有る?そのリフォーム対策は

横浜市や川崎市内にも古い住宅がたくさん建ち並んでいます。それは横浜の西区や南区、川崎の川崎区や幸区といった中心部でも例外では有りません。

古い家に住むということは、古い工法や建材で建てられた家に住むということであり、最新の新築住宅と比べると断熱性や遮音性で劣るだけではなく、色々な健康に対するリスクも発生します。

特に冬場は住宅による健康リスクが発生しやすいこともあるので、ぜひ高齢の方ほど今回の記事をお読みいただきたいと思います。



古い家で起こり得る健康リスク

古い住宅には、ヒートショックやシックハウス症候群などの健康リスクが存在します。さらに、カビやPM2.5による健康への影響にも注意が必要です。これらの健康リスクを理解することで、適切な対策を講じやすくなります。

 

ここでは、古い家で起こり得る健康リスクについて見ていきましょう。

 

ヒートショックによる健康リスク

まず代表的な住宅による健康への影響がヒートショックです。

ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧が急上昇または急低下し、それが原因で脳内出血、大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの心臓や血管の疾患が引き起こされる状態を指します。

 

暖かい場所では血圧が低下し、寒冷な場所では血圧が上昇するため、特に入浴やトイレの際には注意が必要です。

 

古い家は断熱性能が低く、室内で温度差が大きくなる傾向があります。そのため、築年数の浅い家に比べて、ヒートショックによる健康リスクが高いといわれています。温度差が10度以上ある場合は特に警戒が必要とされているので注意しましょう。

 

シックハウス症候群による健康リスク

シックハウス症候群は、住宅の建材などから発生する化学物質によって引き起こされる症状で、この症候群になると目の痛み、頭痛、吐き気、湿疹、鼻水、倦怠感などの症状が現れます。

 

具体的な原因としては、ホルムアルデヒドなどが挙げられ、フローリング、ドア、天井などの建材や接着剤に使用されています。

 

また、建材から発生する化学物質だけでなく、暖房器具から発生する燃焼ガスやハウスダストなどもシックハウス症候群の原因となる可能性がありますので、注意が必要です。

 

カビによる健康リスク

古い住宅は通気性や断熱性が不足しており、これが結露を引き起こしやすく、湿気がたまりやすい環境をつくり出します。これにより、カビが繁殖しやすく、真菌性肺炎や水虫、胃腸炎などの健康問題が発生する可能性があります。

 

また、アレルギー反応が引き起こされ、喘息やアトピー、アレルギー性鼻炎などが発生することもあり、注意が必要です。

 

サッシや壁、水まわりなどでカビが発生しやすい場合は、体調不良の原因となりやすいため対処が必要になります。

 

PM2.5による健康リスク

PM2.5(微小粒子状物質)は、大気中に漂う直径2.5µm以下の微小な粒子を指します。これらの微粒子は非常に小さく、肺の奥深くまで侵入しやすい性質があり、その結果として呼吸器系の疾患(喘息や気管支炎など)や肺がんのリスクが上昇すると懸念されています。冬から春にかけては、PM2.5の濃度が上昇する傾向があるため、特に注意が必要です。

 

気密性が低く、高性能フィルターが装備されていない古い住宅では、適切な対策が必要です。



古い家の健康リスクを軽減するリフォーム対策

古い家の健康リスクを軽減するリフォーム対策には、高断熱性の窓への交換、断熱材の導入、窓にシャッターの取り付け、新しいフローリングや建材への更新、換気システムの導入などがあります。

 

これらのリフォーム対策を実施することで、ヒートショックやシックハウス症候群などの健康リスクを軽減できる可能性があります。

 

ここでは、古い家の健康リスクを軽減するリフォーム対策について見ていきましょう。

 

高断熱性の窓への交換

古い家のリフォームの一環として、高断熱性の窓を導入することがあります。これにより、家の断熱性が向上し、ヒートショックなどの健康リスクを軽減可能です。

 

さらに、古い窓と比較して結露が抑制され、カビ対策としても効果が期待できます。家の断熱性が向上することで、光熱費の削減にも寄与します。

 

断熱材の導入

家が古く、断熱材が不足している場合は、リフォームで断熱材の導入を検討してみましょう。屋根、壁、床などに断熱材を取り入れることで、家の断熱性が向上し、室内での温度差が緩和され、ヒートショックなどの健康リスクを軽減できます。

 

断熱材のリフォームによって、冬は暖かく夏は涼しくなり、より快適な住環境が得られるでしょう。光熱費の削減効果も期待でき、家計の改善に役立ちます。

 

窓にシャッターの取り付け

窓にシャッターを設置することで、窓からの冷気を抑制できるため、家の室温の低下を軽減できます。室内の温度差が縮小することで、ヒートショックなどの健康リスクが低くなる可能性があります。

 

さらに、シャッターの取り付けは防犯性の向上にも役立つでしょう。

 

新しいフローリングや建材への更新

低ホルムアルデヒドなど、シックハウス症候群対策が施されたフローリングやドア、クロスなどに変更することで、シックハウス症候群による健康リスクを軽減できる可能性があります。

 

また、室内の雰囲気が大きく変わるため、新鮮な気持ちで快適な室内空間を楽しむことができるでしょう。

 

換気システムの導入

換気システムを導入するリフォームにより、PM2.5などの有害物質の侵入を防ぐことができる可能性があります。同時に、室内の空気が清潔になり、湿度が低下することで、シックハウス症候群や結露の抑制にも役立ちます。

 

家が古い場合は、換気システムの導入も検討してみましょう。




古い家をリフォームする際の注意点

古い家をリフォームする際の注意点には、効果が感じにくい場合がある、リフォーム費用が高額になる可能性がある、信頼できるリフォーム業者に依頼することが重要などがあります。

 

これらの注意点を理解しておくことで、リフォームにおける失敗リスクを軽減できます。

 

ここでは、古い家をリフォームする際の注意点について見ていきましょう。

 

効果を感じにくい場合がある

リフォームを実施しても、効果を感じにくい場合があるため、注意が必要です。

 

例えば、断熱性の高い窓を設置しても、他の部分に大きな原因がある場合(建物全体の気密性が低い、断熱材が不十分など)は、健康リスク軽減の効果を実感しにくいでしょう。

 

予算には限りがあるため、専門家やリフォーム業者に事前に相談し、より効果的な対策を検討することが重要です。

 

リフォーム費用が高額になる可能性がある

リフォーム費用が高額になる可能性にも注意が必要です。古い家は性能が不十分であることが一般的であり、そのためリフォームの規模も大きくなりやすいです。

 

健康リスク軽減以外のリフォーム(耐震性向上など)を行う場合は、費用がさらに高額になることが考えられます。

 

事前にリフォーム費用を確認し、慎重に資金計画を立てることが重要です。

 

信頼できるリフォーム業者に依頼することが重要

リフォームを行う際は、信頼できるリフォーム業者に依頼することが重要です。信頼できるリフォーム業者は対応が丁寧で工事の品質も高く、不必要な費用が上乗せされる心配もありません。

 

複数の業者を比較し、実績や口コミ、担当者の対応などを確認して、リフォームの依頼先を慎重に選定しましょう。



まとめ

 

古い住宅による健康リスクは断熱性の低さによるヒートショック、またカビやPM2.5のようなものまで様々です。それを改善するには住宅内のリフォームなどが必要となってきます。

ガイアフィールドでは、防カビ対策、PM2.5対策、また断熱性をアップするためのリフォームなど様々なリフォームの施工実績があります。

もしリフォームをお考えの場合、是非当社にお気軽にお問い合わせください。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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