地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。

今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。

 

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地震に火事、台風…防災対策について今一度考えてみた

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今年、スペインで起こった災害は、例年以上に大きなショックとなっています。

春に大雨や雪解け水の氾濫で洪水が起こって流された村も多く、夏を待たずに何度も来る熱波による記録的猛暑と立て続けに起こった大規模な山火事被害、

そしてスペインでは通常日本ほど地震が起こらないのですが、今年は地震が発生するなど次々と起こる天災に右往左往しています。

一方の日本でも、九州の地震や千葉の大雨災害が起こったとニュースで見るたびに心が痛みました。

 

スペインに住む我が家も、こうしたニュースを聞くたびにドキドキしています。近くに山があり、家はちょっとくぼんだ場所にあるため、

いろいろな状況を聞くたびに「明日は我が身」と感じてしまいます。

 

日本は地震が多いため、日常的にきちんと備えをされている方が多いかと思いますが、スペインでは地震がめったに起こらないため、

どうしても災害などに対する「備え」は一般的にあまり浸透していないように感じています。

 

そんな中で、私が心配になって始めた「個人の備え」は幸いにもまだ出番を迎えてはおりませんが、今回のことで改めて振り返ってみました。

 

■ 日本とスペインの「災害に対する危機感の違い」

 

<何から逃げるかは、国によって違う…>

 

今回のスペインの災害で、不安に感じたことが実はたくさんありました。

それは、日本とスペインでは「災害に対する危機感が違う」という点です。

日本では、「地震大国」と呼ばれるほど地震が多発するため、防災対策も地震を中心に考えられてきました。

そして、政府広報からは電気復旧対応の流れが明確化されていることや、災害放送(普段は地域の防犯のためのチャイムや音楽などを

流して常に設備点検が行われている)で情報共有がある、さらに細かな避難訓練や学校での災害時の対処の仕方の授業がある…など、

国民性とも呼べる周知徹底が行き届いていることでの安心感があったことに気が付きました。

スペインはめったに地震はありませんが、日本とは別の危機感を持っているのかもしれない、と感じたことがありました。

スペインでは山火事も洪水も、毎年のように発生しています。が、ニュースを見る限りあまり対策を取ることはないようです。

例えば、2024年に起こったバレンシアの大洪水では、かなり以前から洪水への懸念が指摘されていたにもかかわらず、

十分な対策が進んでいなかったという批判もありました。

ちなみに、スペインでも避難訓練はありますが本当に「ごくたまに」のみです。私は4年間ほどこちらの学校に通っていたのですが、

その期間で避難訓練があったのは1度だけ、想定は「テロによる化学兵器(毒ガスなど)攻撃があった場合」というものでした。

 

 

■ 日本とスペイン、災害時の実体験

 

日本でもスペインでも、災害時で一番心配に感じるのは、交通網や電気・ガス・水道などのインフラが止まったときです。

まだ記憶に生々しく残っているとは思いますが、東日本大震災では都内の電車や地下鉄も止まったため、長い時間をかけて歩いて帰宅した

という例もありました。あの地震以降、会社に通勤経路の防災マップを置いたり、いざという時でも歩ける靴を備えたりする人が増えました。

実は私も当時東京で働いており、その光景を目の当たりにしました。当時の私自身は帰宅を諦めて、残業を続行していましたが、

何か食べられるものを買おうと入ったコンビニの商品棚が、ほぼ空になっているのを見て、すごく怖かったのを思い出します。

ただ、テレビや電話は常に通じたため、常に情報が届いていたのには安心感を感じました。

一方、2025年4月に起こったスペイン・ポルトガル大停電の際には、電気の復旧に手間取り、最終的には20時間以上停電していた地域では、

「食事が全く作れなかった(オール電化で、ガスなし)」家庭もあったそうです。

実際に義実家はオール電化だったため料理ができず、調理なしで食べられるお菓子などを食べて過ごしたと言っていました。

幸い我が家は古い建物だったため電気は停電で使えませんでしたが、台所のガスコンロは使えたため、食事は普通に作って取ることができました。

ただ、携帯電話は基地局もダウンしており携帯電話自体も電波がつながらないため使えず、復旧の見通しなどが何もわからない状態でした。

日本にあるような災害放送などはなく、とにかく見かけた周囲の人との情報共有をするしかなかった状態でした。

その時、唯一の情報源となったのがラジオでした。(私は日本から防災ラジオを持っていたので、活用できました。)

この大停電以降、電化製品を売る店ではラジオの展示が増えるようになりました。

 

<今も店頭の一番目立つ場所にラジオが。>



■ スペインでの、我が家の防災の備え

いつ、どこで、何が起こるかわからない。この漠然とした不安に対する対処は「備え」です。

ということで、私はスペインでも災害に備えることにしました。

ちなみに、スペインでは「防災に特化したグッズ」はほぼ見かけません。そのため、アウトドアショップや日本に帰国した際に買い足しています。

我が家の防災グッズは、3つの用途をメインに考えています。

「食料」と「環境」、そして「情報」です。

「食料」は、普段食べているもののストックを常に少し多めに見積もっている程度です。

ペットボトルの水と、保存食(普段よく使っている缶詰やビスケット類など)は、普段も食べて足りなくなったら補充しているので、

消費期限は考えなくて済んでいます。

「環境」の備えとしては、封筒型の簡易シーツ、寝袋、空気マット、毛布になるクッションなどです。

突然の避難で家以外で寝なければならないことを想定してみました。薄いタオルや下着などは普段使いの物で対応予定です。

そして「情報」ですが、日本で買った防災ラジオはスペインの大停電で大活躍しました。このラジオのおかげで、不安なく家で待つことができました。

スペインは天気の良い時なら日照が強いため、ソーラー系も準備してみました。ミニソーラー発電機は防災ラジオの急速充電に役立ちました。

ソーラーライトはいくつか可愛いものを日本で購入したので、実は普段からインテリアとして使っています。(笑)

 

<こちらが今、私が一番気に入っているソーラーライトです!>

 

ちなみに、次に検討している防災グッズはこちらのサバイバル系から見繕ってみようと考えています。浄水器やキャンプグッズなど、

火災などで避難した場合に役立ちそうなものを見ていこうと思います。

 

今回は防災のお話でしたが、もしこれを読んで防災対策の確認や見直しに役立てたら嬉しいです!

 

今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、

ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、

ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。

 

それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。