ここまで来る!?猫のためのキャットウォーク最前線!

 

地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。

今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。

 

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ここまで来るの!?猫のためのキャットウォーク最前線!

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「うちの猫が可愛すぎる!」

 

猫を飼っている飼い主にとって、自分の猫は可愛い!(そして、猫であればよその猫でも全部可愛い!)

その大事な猫にとって、過ごしやすい環境で暮らしてほしいと思うのは自然なことです。

最近のペットリフォーム案件で増えているのは、「ペットにも飼い主にも、両方に満足のいくもの」を目的にしたもの。

これまでは、どちらかというと人の使い勝手を優先してたものが多かった気がしますが、昨今では「ペットも人も、お互いに過ごしやすい」ポイントを重視したものが多くなってきました。飼っている、というより猫を家族として尊重している気持ちが感じられます。愛猫がリラックスできていれば、人も安心してくつろげますよね。

以前の記事でも猫のためのリフォームについてお話ししましたが、今回はキャットウォークについてお話してみたいと思います。

 

■ 猫のためにリフォームでできること

 

<猫がリラックスすると人もリラックスできます!>

 

特に猫がいる場合のリフォームに関して一番重要視すべきことは、猫の習性です。

個々の性格もありますが、猫の一般的な修正を念頭に置くことで、リフォーム後の満足度も違ってきます。

例えば、猫は好奇心旺盛な生き物です。そのため100%禁止事項を守るらせることが難しい場合もあるため、猫に入ってほしくないところや上がってほしくないところを、飼い主のほうで愛猫が過ごしやすく、かつ入ったり上がったりしないように工夫してあげることが大事になってきます。

そうした猫の習性や好みなども加味していくことで、猫も人も楽しく暮らせる家が実現可能です。最近では、猫が野生の本能を発揮できるキャットウォークを設置することで、猫のストレスを発散してあげることが期待できます。

一方で、楽しそうにしている愛猫を見れるだけではなく、そのキャットウォークが壁の装飾となって部屋に雰囲気を与えている例も。人も猫も楽しめるキャットウォークは、実は日本だけでなく世界中で様々な工夫がされている例があります!

 

■ 猫のためのキャットウォークが世界中で大注目!

 

海外サイトでは、近年様々なキャットウォークが見つけられます。飼い主さんの愛情あふれる手作りのものもあれば、スタイリッシュでデコレーションのようなキャットウォークもあります。

今回はその中で、いくつか気になったものをピックアップしてみたので是非参考になればうれしいです!

 

まるで立体的なオブジェのようなキャットウォーク

 

壁面を使って、まるで壁のデコレーションのように配したキャットウォークです。こちらは、好きなように自分で組み合わせることができるものですが、飼い猫のサイズや運動量に合わせて調節できるのも最小しやすすそうです。



猫が遊ぶ森が、お部屋に出現!

 

こちらは、キャットタワーを伝って、天井にキノコが生えたようなキャットウォークが印象的です。まるで猫のための森のようですね。細かく見ると、猫の導線がきちんと飼い猫サイズになっているという心遣いも感じられるキャットウォークです。

 

キャットウォーク、というよりキャットジム?

 

こちらはキャットウォークの飛び出し版。部屋からベランダ伝いに、なんと空中回廊を渡って、見晴らしのいい屋根付きの小屋まで続くというかなり大掛かりなものです。屋根付きの見張り台は自宅に近接の物置のようですが、ここを歩き回れる猫たちの興奮度さえ感じますね。

 

<こちらはなんとイギリスの豪華猫ホテル!>

 

スタイリッシュなキャットウォークがあるのは、イギリスの猫ホテル「The INGSLuxury Cat Hotel」という猫と一緒に泊まれるホテル。なんと五つ星を獲得した、猫も人もくつろげるホテルのようです。

このキャットウォークがあるのは「スイート (Suit)」と呼ばれる、滞在する猫が遊べるスペース。暖炉やろうそくもゴージャスに灯っていますが、すべて電気製で猫が触れても大丈夫な仕様のようで、確かに細やかに配慮されています。

コメント欄には「今すぐ猫を飼って、ここに一緒に泊まりたい!」という書き込みもありました。(苦笑)

 

■日本のキャットウォークも負けてない!

 

This Creative Japanese Apartment is a Space-Savvy Cat Haven!

decoist」という海外サイトで取材されているこちらの日本のアパートのキャットウォークは、一見キャットウォークとわからないぐらいのスタイリッシュさ。限られたスペースの使い方はもちろん、そのデザイン性に海外記者も感動しているようです。

リビングからキッチンまで続く長いキャットウォークは、木登り好きな猫に合うウッドデザインで、家具を含めたお部屋全体のデザインそのものになっています。習性的に見下ろすのが好きな猫には最適で、住む人にとってもスタイリッシュで素敵な住空間となった、素晴らしい成功例ですね。

 

MYZOOのHPより>

 

また最近猫のためのリフォームで、多くの猫オーナーが夢中になっているMYZOOの「キャットステップ」は、リビングを猫が喜んで遊ぶ遊技場に変えるだけでなく、住んでいる人も猫と一緒にわくわくできるようなデザインも注目を集めているようです。

 

■ 番外編:猫にとって危険な場所のキッチンのリフォーム

 

キッチンは食事の準備をする場所なので、人のためにも猫のためにも、衛生的にきれいにしておきたいものです。でも、調理している時の食品のにおいやゴミ、ビニール袋の音などは猫が興味を持ちやすいため、どうしても猫がキッチンに入りたがることは避けられません。

また、コンロなど火を扱っているので、火傷の危険性もあります。実際にまだ冷めていないIHのフラットな面を歩いてしまい、肉球に火傷を負ってしまったことも。(実は私の猫がやりました。。。)刃のあるナイフや先の尖ったフォーク・スプーン・箸などのカトラリー類で猫が遊んでしまった場合にはケガを招く可能性があります。

食品のにおいがするビニール袋をかじって食べてしまったり、漂白剤や洗剤などを舐めてしまったり、という心配も尽きません。

このような猫にとって危険がいっぱいのキッチンに、単純に猫が入れないようにする対策をとる、というのは簡単です。

が、飼い主がいる場所に一緒にいたい・飼い主が見える場所にいたい、という猫の性格上、キッチンスペースからまったく締め出してしまうと、猫にとって大きなストレスになってしまうことも。

日本のキッチンについては、居間と繋がる「半オープンキッチン」が多い傾向があります。コの字やL字などのキッチンスペースは、人の導線もスムーズですが、猫にとっても入りこみやすい場所でもあります。

 

SUMOさんで紹介されている例です>

 

こちらはSUUMOさんのサイトで紹介されている例ですが、そうしたコの字やL字などのキッチンスペースに格子状の扉やガラスの屋内窓を設置したケースでは、猫は入れないけれど格子越しに飼い主の存在を感じられる、大変素敵な空間にできた例も。

 

■ 猫のためのリフォームを考えるなら・・・

 

今回はキャットウォークを中心に、猫のいるお宅のリフォームの可能性についてお話してみました。猫という存在が与える毎日への影響は、実際に飼っている私も日々実感するほど大きいものです。一緒に楽しく生活するためにできることを、精一杯探しつつ計画するのも楽しいです。

一軒家はもちろん、アパートやマンションなどでも、そうそう高額でなくても、できることはたくさんあります。もし気になった部分があればお気軽に弊社にお問い合わせくださいね。

 

今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。

 

それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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