愛犬に捧げる!愛があふれだし過ぎてるリフォーム例

 

地中海の小さな町から、こんにちは。ガイアフィールドの、一番遠隔地からのリモート社員・森口と申します。

今年も、日本・欧州の不動産事情やトレンドなども交えた、ガイアフィールドならではのオリジナルな情報をお届けします。

 

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愛犬に捧げる!愛があふれだし過ぎてるリフォーム例

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最近の統計では、ペットを飼っている世帯での犬の割合は約44%で最大のようです。(そのあとに、猫、魚…と続くそうです。)愛犬家にとっての最大の希望は「うちの可愛いわんこと、末永く楽しく、健康に暮らしたい!」ということに尽きるのではないでしょうか?

犬の寿命は人間の寿命よりも早く、「犬の1歳は31歳、5歳は57歳、10歳は68歳、15歳は74歳に相当する」(2019年に発表された換算式)といわれています。人間の1年と犬の1年の違いは歴然です。

そのため、愛犬といかに長く健康にどう暮らしていくかは、飼い主さんにとっての重大な懸案事項です。

特に、一緒に過ごす家を愛犬「も」過ごしやすくすることで、愛犬があうかもしれない危険を取り除いたり、感じるストレスも少なく健康に過ごせるのに役立ったりするので、現代の愛犬家界隈では「愛犬のための、ペットリフォーム」もかなりご注文が増えてきた傾向があります。以前の記事でもお話させていただきましたが、犬と飼い主さんが住みやすくするペットリフォームには抑えるべきポイントがあったり、個体の性質なども含めて考えた方がいい場合も多いです。

時には、飼い主さんの愛は本当に無限大だな…と感じることも多々ありますが、今回は、「ちょっと、そこまで考えた?!」というような愛犬のための飼い主愛が具現化したような、面白いリフォームを世界中からピックアップしてみたいと思います。

「これはいい!」というアイディアや「…ちょっと行き過ぎてしまったのでは?(苦笑)」といったものまで、私個人の琴線に触れたものを勝手に選んでみましたので、犬を飼っている方には参考に、また犬を飼っていない方も楽しんで?見ていただければ幸いです!

 

■ 【参考】愛犬のために押さえておきたいリフォームのチェックポイント

 

まずは前提としての、基本的な犬のためのリフォームポイントを以下に挙げておきます。犬種やそれぞれの性格などもこれらに加味していけば、より愛犬のための現実的なリフォームができるのは確実になるでしょう。そしてこれらを踏まえて、この後に挙げる様々な例を見ていただければ、これまでとは変わった視点で「犬のためのリフォーム」を感じることができるかもしれません。

 

1. 犬が滑りにくい床材に変える

犬の足でしっかりグリップできる床材にすれば、股関節などにかかる負担は格段に軽減されます。

 

2. 犬のためのスペースを確保する

家族の一員として、自分の居場所を確保してあげることで精神的にも安定するといわれています。飼い始めの場合は、人が集まる場所にゲージや小さなハウス、犬専用ベッドなどを設置することからまずは始めることもできます。

 

3. スムーズなお手入れ場所と導線

散歩後や普段に体を洗う場所などは玄関からのアクセスが良いところにあると便利です。

 

4. ニオイや汚れが付きにくい材質を選ぶ

一緒に暮らしていると臭いや汚れが気になることも。それには簡単に清潔にできる材質や、臭いや汚れが付きにくい材質を選ぶことで、飼い主も愛犬も快適に暮らせるようになります。

 

5. 危険な場所は入れないようにする

家には人は分かっていても、犬にはわからない危険な場所があります。いろいろな匂いが興味を引く台所や、犬が誤って飲み込みそうな小さなものが散乱するかもしれない書斎など、犬を制限した方が良い場所も。でも犬が拒絶されたと感じない禁止の仕方が必要です。

 

6. 運動できるスペースづくり

犬に必要な運動はお散歩だけではなく、家の中でも必要です。そのためのちょっとしたスペースを作ることで、雨天の時でも屋内スペースがあれば安心ですね。

 

7.  外からの情報をコントロール

犬は人よりも視覚・聴覚・嗅覚が優れているため、鋭い光や大きくて自然にない音には敏感です。そうしたものを家では少しでも遠ざけてあげるようにすると安心するでしょう。



■ 犬の特性を見て、考えられている例

 

<こちらは階段下の愛犬スペース 写真元はこちら

 

こちらは会談したスペースに作った、愛犬専用のお部屋です。低いながらも入口から広々した印象を受けます。

犬は家族に属した時から、周囲に気を配り異変を察知する性質が発揮されます。そのため家族の往来のある階段スペースなどで、番犬をするというタスクが張り合いになる場合も。

万が一の際に隔離できる扉があることで、人と愛犬の双方の安全も確保していますが、愛犬が疎外感を感じないような扉などにも気を配ったようです。

 

■ 飼い主さんの趣味と実益が成しえた例

 

<すごい完成度のDIYで思わず見入ってしまう!動画元はこちら

 

こちらはYouTubeで見つけた、飼い主さんによる愛犬のためのDIY作品です。家の壁にあった小さな穴を拡張して、奥行きのある犬の部屋を、自分の寝室内に作りこんだ飼い主さん。家の構造上に隠れたデッドスペースを最大限活用して、中は広々とした空間に。さらに人工芝を敷き詰めたり、愛犬の好きなものが取り出しやすい配置など、愛犬を見つめてきた「愛のある」DIYに感心してしまいました。仕上がりには飼い主さんも愛犬も大満足の様子でした。

 

■ 一見行き過ぎ?に見えても、実は愛を感じる例

 

<夏の犬部屋、という感じ?写真元はこちら



こちらは屋外の例です。愛犬が自由に遊べるドッグランを兼ねたような庭に、プール付きの愛犬用コテージを作りこんでいます。日陰ができる部分や、いつでも水が飲める吹き出し、そして体も浸せるミニプールまで付いた、まさに羨ましいぐらいの至れり尽くせり度です。また、天井部分にも天然芝を敷き詰めるなど、愛犬のことをとことんまで考えた造りに脱帽です。

実は、犬には肉球以外に汗腺がなく、水飲むことでの水分補給や水浴びででしか体温調節ができません。そのため、腹ばいになればひんやりする天然芝の選択や、いつでも飲める水の吹き出し、浅くても浸れるプールなど、実は大変効果的なのです。

 

■ そこはもう貴賓室…家のデッドスペースを活用した例

 

<豪華過ぎる犬部屋…写真元はこちら

 

こちらは、複数頭いる愛犬たちのためのサロンのような犬部屋。きらめくシャンデリアに、それぞれが隔離できる個室、飼い主も犬も寛げそうなソファー…と、人でもびっくりの豪華さです。

こちらは一軒家の構造上のデッドスペース(天井のいびつさから)を活用したようです。床はクッションフロア、壁は多分消臭系の素材ではないかと推測します。

 

■ 番外編:こ、これは・・・!?

 

<そう、あなたも知ってるあの映画…写真元はこちら

 

知っている人は知っている、あの有名映画を再現したらしい犬小屋を見つけました!本物のような土の中ではないですが、愛犬のために、という部分と飼い主さんの趣味がなしえた作品になっています。(笑)

 

■ 愛犬のために飼い主ができること

 

いかがでしたか?多少行きすぎな例もあったかもしれませんが(苦笑)、愛犬に対する愛を感じずにはいられないサンプルばかりでした。「へえ~!こんなものもあるの?」「これはいいアイディア!」といったものもあり、様々なエッセンスをいざ愛犬のためのリフォームをする際には取り入れたらいいだろうな~と思うものばかりです。

猫のためのリフォームについてやキャットウォークの設置例に関してもこれまでお話してきましたので、犬と猫の違いも感じながら是非そちらも一緒に参考にしていただければ幸いです。

 

今後も、欧州ならではのエピソードや欧州にかかわらず世界や日本の不動産関連・建築にかかわる情報を、ブログとメルマガで、引き続きレポートさせていただく予定です。こちらのブログでは写真など多めに載せていきますので、ご興味がありましたら是非引き続きお立ち寄りくださいませ。

 

それではまた、メルマガとブログでお会いできれば嬉しいです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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